実りの秋

秋は実りの秋といいますが、先日、針の穴に糸を通すような出会いの場に立ち合うことができました。
とある病院から、週2回医療保険による訪問看護を依頼されたのですが、退院直前に介護保険の区分結果が出たため、介護保険による訪問看護に切り替え、ケアマネジャーさんを探さなければならなくなりました。
これまで営業にまわった記憶を呼び起こし、頭の中を巡ると、あ~1件候補があったと思い出しました。
「うちにも優しく傾聴するケアマネジャーがたくさんいますよ」と言ってくれた所長さんの顔が頭に浮かび、早速その事業所さんにお電話しました。
新規利用者のご検討をご依頼し、翌日、お引き受けできるとお返事をいただきました。
退院が決まり、サービス担当者会議を行うと、10年以上前に利用者のご家族様を担当していたことがわかりました。
つまり、その利用者様は、親子二世代で同じケアマネジャーさんが担当するという運命的な出会いとなりました。
すごい偶然、、、。
「この御縁はいっぽにほさんぽさんが繋いでくれた」なんて言ってもらえて、すごく嬉しい気持ちになりました。
そのケアマネジャーさんが10年以上同じ土地で介護現場を支えていること、たまたま私が同じ事業所に打診したこと、、、数々の奇跡が重なりました。
運命の出会いという、実りの秋でした。
うちも開業3年目、まだまだヨチヨチの状態ですが、10年経てば、そんな宝物のような出会いが1つや2つ持てるような事業所になりたいなあと思いました。

(髙山)